使用上の注意
重要な基本的注意
・使用中、皮膚に発疹、発赤、かゆみ等の症状が現れた場合には、使用を中止し、医師又は薬剤師に相談して下さい。
・傷口が治ってもかさぶたが取れてから1ヶ月以上を経過した後にお使い下さい。
その他の注意
・洗っても汚れが落ちなくなったり、皮膚への接着が悪くなったら、新しいシートに交換して下さい。
・シートを使用部位から剥がす時は、なるべく両手を使用して出来るだけ伸ばさないようにゆっくりと丁寧に剥がして下さい。伸ばし過ぎると破損しやすくなります。
・ 乾かす時にドライヤーやレンジなどを使用しないで下さい。また、紙や布などで拭くと紙や糸くずが付着し、取れなくなりますのでご注意下さい。
・入浴時等、水に濡れる場合は取り外して下さい。
・軟膏やクリーム等との併用は避けて下さい。
・小さく切り抜いたシートを流し等に流しますと配管等の詰まりの原因になりますのでご注意下さい。
・ 酸素マスク等医療機器による圧迫から皮膚を保護するために、適切な大きさに切り抜いて使用する場合、特に口の周り等に貼付する時は、汗、よだれなどで剥がれやすく、剥がれたシートを誤飲すると窒息の危険があります。充分にご注意してご使用下さい。
使用方法
・粘着部位のフィルムをはがして、床ずれ予防シートをそのままか、適用部位の大きさに合わせて床ずれ予防シートを切り、皮膚に接着面をあてて下さい。
・再使用する場合は、水又はぬるま湯で洗って下さい。洗浄は1日1回が目安です。清潔を保ってください。
皮膚の発赤に対する使用例
・寝たきりの高齢者で骨突出が著しく、一般的な体圧分散寝具を使用しても発赤が認められる場合。
・整形外科装具、車いすなどによる圧迫により皮膚の発赤が認められる場合。
・認知症などによる体位保持が困難なため皮膚の発赤が認められる場合。
・急激な全身状態悪化により皮膚の発赤が認められる場合。
×してはいけないこと
次の部位には使用しないでください。
・治療中の傷口(炎症を起こしている傷口又は開いている傷口)「感染の恐れがある」
・異常な皮膚病変部位
使用方法に関する注意
皮膚の弱い方は、いきなり長時間使用すると赤みや痒みが出る場合がありますので、1~2時間から使用を開始し、毎日徐々に使用時間を増やし、慣らしながら使用して下さい。
構造と使用上の注意
使用中に皮膚に異常があらわれたら使用を中止し、医師又は薬剤師に相談ください。
傷口にはご使用になれません。シートを剝がす時は、なるべくゆっくりして下さい。伸ばしすぎると破損しやすくなります。接着が安定しない時は、テープ等で補強いただけますが、一旦テープを貼ったら、次にその上に新しいテープを貼るようにして下さい。汚れがひどくなったり、接着が悪くなったら、シートを交換して下さい。
保管方法
・使用しない時は、付属の保管用ケースに入れて高温多湿を避けて室温保管して下さい。
・可燃物ですので、火のそばや高温になる所には放置しないで下さい。
・シートを食べたり、耳、口や鼻に詰めたりしますと危険ですので、幼児や高齢者の手の届かない所
に保管して下さい。
ご使用前に添付文書(PDF)をよくお読み下さい。
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